高齢者施設・自治体にとって「断水」は最大級のリスク

~生活用水の確保が重要!!~

地震・台風・豪雨などの自然災害が増える中、最も生活に影響を与えるライフラインが「水道」です。 電気やガスの停止も深刻ですが、被災地で最も多く聞かれる声は “水が出ない不便さ” です。

特に、

  • 高齢者施設
  • 障害者支援施設
  • 保育施設
  • 自治体の避難所 では、断水は 命に直結する重大な問題 になります。

飲料水の備蓄は進んでいても、生活用水の備蓄はまだ十分ではない施設が多いのが現状です。

実際の災害では「長期断水」が頻発

  • 2018年 北海道胆振東部地震
    浄水場が停止し、札幌市を含む広域で断水。
  • 2021年 熱海市土石流災害
    水道管破損により、復旧まで数日を要した。
  • 2024年 能登半島地震
    道路寸断で給水車が到達できず、 一部地域では10日以上断水が継続。

高齢者施設や避難所では、

  • トイレが使えない
  • 手洗いができない
  • 清掃・洗濯ができない
  • 介護ケアが滞るといった深刻な問題が発生し、衛生環境の悪化や感染症リスクが急上昇します。

施設規模で考えると、必要量な生活用水一気に跳ね上がる

生活用水は「人数 × 10〜20L」これだけです。

例えば、

  • 30人規模の施設 → 1日300〜600L
  • 50人規模の施設 → 1日500〜1,000L
  • 100人規模の避難所 → 1日1,000〜2,000L

つまり、 浴槽1杯(約200L)では、半日も持たない ということです。

高齢者施設や避難所では、 「浴槽に水をためておけば安心」という考えでは全く足りません。

なぜ「生活用水」が重要なのか?

高齢者施設・避難所では、生活用水は命を守るための必須資源です。

  • トイレの排水
  • 手洗い・洗顔
  • 介護ケア(清拭・オムツ交換後の処理)
  • 傷の手当て
  • 清掃・洗濯
  • 調理補助
  • ペット・介助犬のケア

生活用水が不足すると、感染症リスクの増加、衛生環境の悪化、施設運営の停止といった重大な問題につながります。

しかし施設や自治体の備蓄だけでは限界がある

生活用水は量が多いため、

  • ポリタンク
  • 浴槽
  • ペットボトル だけでは十分な量を確保できません。

さらに、

  • 給水車が来ない
  • 道路が寸断される
  • 水源が汚染される といった状況では、外部からの供給に頼ることもできません。

そのため、近年では “自前で生活用水を確保できる仕組み” を導入する高齢者施設・自治体が増えています。

次回は「断水時の水不足を根本から解決する」ソリューションをご紹介いたします。

ここまで見てきたように、 高齢者施設・自治体にとって断水対策は BCP(事業継続計画)の最重要項目 です。

次の記事では、 災害時に大量の生活用水を安定供給できる具体的な仕組み として、次回は「緊急給水・生活用水供給ソリューション」を詳しく紹介します。

  • 給水車に頼らない断水対策
  • 大量の生活用水を安定供給
  • 高齢者施設・自治体のBCP強化
  • 避難所運営の安定化

といったメリットを、次の記事で分かりやすく解説します。


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